議論しちゃだめっていうのは意味不明だ

麻生太郎中川昭一両氏が核武装の議論について触れたことで、民主党とかが噛み付いてる。冒涜なんだってさ。
なんで?
議論することが冒涜だってことは、思考停止して、現状を受け入れろってことだ。
民主党は、最近は自民党の言うことにはとりあえず反対することをアイデンティティとしてるっぽいから、そういう戦略の上でいっているだけなら別にいいんだけど、それにしても「議論すること」がだめというのは本当にひどい。現状がすばらしいなら、いろいろな角度からいろいろな可能性を議論して、その結果現状が一番いい、という結論に達すればいいんじゃないのかね。「今が一番いい」ということを証明する持ち駒はたくさん持っているはずでしょう。
それと同じで、憲法9条の話も、社民党とかが改正反対とか、守ろうとか言っているけど、議論をすることすら、脊髄反射的に反対しているのが、本当に不気味というか、言論統制の雰囲気を感じるというか、既得権益を守ろうとするブルジョアジー的発想ですね。
何できちんと議論をして、その上で憲法に平和のための項目を盛り込む、という方向にいけないんだろうか。ああいうことをいう連中は、本当に信頼できない。